6月4日、岡山市南区新保にあるしろばら保育園にて、
未就学児をもつ保護者の皆さまを対象に、
【熱性けいれんを中心とした家庭での安全講座】を実施しました。
当日は多くのお母さん方が参加され、
「育児は分からないことだらけなので、タメになりました」との声もいただきました。
なぜ“熱性けいれん”をテーマにしたのか?
救急現場で私がもっとも多く出動している子どもの症状が、「熱性けいれん」です。
これまで何人ものご家族に出会ってきましたが、
大切なお子さんを前に、パパやママの不安そうな表情は、今でも忘れられません。
また、現場に着いたときには症状が治まっているケースも多く、
「呼んでしまってすみません」と謝られる方も少なくありません。
でも本来、命を守るために呼ぶ救急車に「遠慮」は必要ありません。
その不安や戸惑いを減らし、冷静に正しく対応できるよう、今回の講座を開催するに至りました。
講座でお伝えした内容

- 熱性けいれんが起きたときの 最初の行動
- 救急車を呼ぶべきかどうかの 判断の目安
- 救急車が到着するまでに 家庭でできること
- 夫婦であらかじめ 共有しておくべき情報
- 日常で起こりやすい子どもの ケガとその予防対策
講座では、スライドや事例を交えて、「もしも」に備えた実践的な知識をお伝えしました。


ファーストレスキューの出前講座について
私たちファーストレスキューでは、消防士としての経験と現場での実体験をもとに、
保育園や地域団体、企業などへ出張講座を行っています。
以下のようなテーマで、対象や季節に応じた講座が可能です。
🔶 講座例
- 救急事例をもとにした事故とその対策
- もしものときの応急処置と救急車の呼び方
- 家庭でできる地震・台風・大雨対策
- 子どもが自分でできる防災行動
- 火災を起こさないための予防策
- 非常持ち出し袋の中身(夏・冬バージョン)
- 職場での熱中症対策 など
岡山で防火防災・安全講座ならファーストレスキューへ
「楽しく学んで防災力アップ」をテーマに、
災害や事故のときにも 落ち着いて行動できる人を増やすこと を目指しています。
消防士歴42年・元岡山市消防局長の東山幸生と、
消防歴15年・子育て世代へ発信を続ける東山幸史が、
ご希望や対象に応じた講座を丁寧にお届けします。
まずはお気軽にご相談ください!
- 「どんな内容をお願いできるの?」
- 「短時間でもやってもらえる?」
- 「年齢に応じた内容にしてもらえる?」
など、どんなご相談でもOKです。
📞 お電話 または 📩 お問い合わせフォーム よりお気軽にご連絡ください。
最後にひとこと
1人でも、災害や不意の事故で悲しい思いをする人を減らしたい。
その思いで、私たちは日々活動を続けています。
皆さんの家庭や地域の“安心の力”になれたら幸いです。